はる なみ みらい

雑音のない音の感じ。技術のみらいを考えたい

最終回への道

別にブログ止める宣言ではなくで、ハッピーエンドなのでご安心を。今日のトピックは、「ミラーワールド」2020年は外に出かけることがすごく難しくなって、一方でヴァーチャル世界が大いに注目された年、として記憶されるんでしょう。ミラーワールドは、…

都市を救う、そのための技術

世界中がロックダウンになって、破壊されたものは「都市」というものだと感じてます。生活必需品を生産・流通させる仕組みは維持された一方、都市の賑わいと呼べるものはいったん全部否定されました。もちろん、徐々に戻ってくるのだと思いますが、賑わいと…

ゲームの文化

昔よりも、女子がゲームやるの普通になったよね、ってはなし。ゲームのメインがスマホに移行したこともあるけど、大体2000年以降の世代には、ゲームは男子のもの、みたいな先入観がないのかもしれない。でも、未だに、ゲーム好きの女子っていう存在を、…

飛行機のはなし

飛行機は専門でもなんでもないので、偉そうに言えることないんですけど、737MAXの話、調べれば調べるほど、いろいろ考えさせられるものがあります。あちこちで言われているように、昔の設計に無理やり最新の大きなエンジンを載せて、機体の安定性が悪化し…

資源の生まれる場所

自宅の庭から石油が出る、なんて誰もが夢見る話ですが、その石油は本当にあなたのものでしょうか?近所と取り合いになる、とかのいう次元ではなくて、そもそも石油は恐竜時代からの遺産であって、たまたまそのタイミングで土地の所有権を持っていた人に帰属…

目的の多様性と手段の多様性

ある女性のコンサルタントが、「会社が受け入れるべき多様性は、会社に貢献する範囲のもの」みたいなことを言っていました。 「あらゆる多様性を会社が受け入れるべき」という思想とは相容れないものですし、「多様性なんて言って金儲けかよ」となんかがっか…

宇宙人はいるか?

学者が明答を避けようとする質問として、宇宙人(地球外生命体)の存在有無があります。地球人以外の知的人類の存在が確認できていないのですから、統計的に推定することもできません。(データ数が極めて少ない事象に対して計算された発生確率は実際には根…

母校への納税

国立大学の研究費割り当てについて、競争的資金の割合を増やそうとする財務省とそれをやられると運営が立ち行かなくなる国立大学側の対立が一部界隈ではニュースになっています。個人的には、競争的資金をこれ以上増やしたところで、すでに集中しているプロ…

人類の「滅亡」を防ぐための戦い

いつものAIの話になりますが、再び学習データを持つ者と持たざる者の格差が話題になってきているみたいなので、少し考えてみたいと思います。あと20年くらいししたら、人の行動がほとんど予測可能になってしまうはずです。予測されてしまったら、確実にサ…

コンピュータによる王権

最初に断ると、歴史は素人なので、結構適当なことを言ってしまうのかもしれません。その知識で書いてしまうと、・中世では王の権力は神によって与えられたもの、とされていた・印刷技術の発明によって宗教改革が起こり、教会の権威が相対的に低下・王の権力…

クローン人間をまだ見たことがない理由

クローン羊が生まれてから20年が経ちましたが、クローン人間の話題はあまり話題に上がってきません。じゃあ技術が進歩していないのか、と言えばそんなことはなくて、馬のクローンなんて話題も出ています。 www.fuze.dj それでは、未だクローン人間を見たこ…

人をリスペクトするAI

某社が「人に寄り添うAI」という宣伝文句でAI技術をアピールしていますが、この「人に寄り添う」というのがわたし的にはしっくりこないものがありました。使いやすさを表現するのに「寄り添う」というのは正しいのか良くわからないです。人をディスるのはこ…

撤退の作法

岩手県紫波町、400世帯がFTTHもADSLも使えない状況に - エキサイトニュース 最近気になった、この話題。ざっくり言えば、地方創生で話題になった自治体なのに、高速インターネットがなくなってしまうかもしれない、という話。この話、コンパクトシティの文脈…

ノマドの群れは未来につながるか。

先日、慶応KMDフォーラムで「Cift」を立ち上げた藤代さんのトークを聞く機会がありました。 www.businessinsider.jp まあ、この人の言うことはちょっとすごい。メンバーが主体的に参加する共同体のようなものを目指していてそれを「拡張家族」と呼ぶのだそう…

投資と資本

かれこれ20年ぐらい金融緩和状態が続いていますが、一向に設備投資が上向かず、たまに不動産プチバブルやベンチャーバブルが発生する状況が続いています。この原因について、ちょっと考えてみたいと思います。 といっても結論は、「投資に見合う対象がない」…

農業機械化と農村経済

今日は、農業の話。農村移住して農業を始めてもうまくいかない、なんて話もありますし、大規模法人化して成功しているなんて話もあって、実態はよくわかりません。わからないのですが、わからないなりにちょっと考えてみたいと思います。 まずは、経営的な話…

シンギュラリティについての考え

私がブログ書きたくなった理由は、このシンギュラリティが2045年(30年後)にやってくる、という騒ぎに対して、私の中での現状での理解をどこかにまとめておこうと、思ったからです。 シンギュラリティについては、Web上に情報があふれていますので、改めて…

ごあいさつ

35歳会社員(機械系)。ブログをはじめます。仕事が思い通りにいかなくなってしまって、本当にこのままでいいのか、まさに転機を迎えています。一方、AIとかロボットとか、技術は急激に発展していて、20年後には世界の半分以上の職業がなくなる、とか言わ…